ホタテについて

帆立貝殻の構造

ホタテ貝殻は炭酸カルシウムの結晶と少量の連結した有機物質で構成されています。
炭酸カルシウムの結晶は斜方晶系の霰(アラレ)石です。断面は三層構造です。
内面層は内面に対して垂直に数ミクロン幅の柱状、霰石の結晶から成り立っています。
中間層は柱状の霰石の結晶が90度ベニヤ板のように交差構造になっており、この層が強度を担っています。
柱状、霰石の結晶の断面は矩形状を呈しており断面の大きさは5ミクロン以下です。

 


帆立の豆知識

帆立の味について

ご家庭でなじみのあるお出汁。いくつ思いつきますか?
「かつお」、「昆布」、「いりこ」、「椎茸」、「とりがら」、「とんこつ」などなど、そこに「帆立」は入りますか?
貝柱の旨味は、お料理にコクと深みを与え、上記のどのお出汁とも相性が抜群によいのです。

亜鉛


兎角、マスコミ等で騒がれていること、「日本人の亜鉛不足」。
亜鉛は人間にとって欠かせないもの。一昔前は、亜鉛を缶詰より摂取していました(よい悪いは別にして・・・)。レトルトパックが主流の今、亜鉛不足は深刻化しています。

日本の土壌

では、亜鉛はどこから摂取できるのでしょうか?
野菜でしょうか、肉でしょうか、魚でしょうか。
残念なことに、日本の土壌から亜鉛は摂取できません。亜鉛は、「海」からの摂取!中でも、貝類は群を抜いてそれを保有しています。

天然の旨味調味料

多くの人にこのことを知ってもらおうと、小さいながら試食販売、北海道物産展などでコツコツと全国を飛び回り、当社のホタテ調味料をご紹介させて頂いております。